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今日は河原でBBQ

今日は河原でBBQ、友達に誘われ、滋賀県朽木村にいってきました。実はひょんな事から、日本BBQ道連盟(これは東京在住のミュージシャン松《しょう》さん主催)京都支部長になっているらしい私が、支部長になっていらい始めてのバーベキュウで、河辺に座って友人と集いビールを飲みながらゆっくりとした時間を過ごす事が出来ました。昨日までの肉体労働の疲れもいやされ、、ビール万歳!3連休万歳!!、、って、今日は敬老の日?

# by vanillaleaf | 2005-09-19 22:33 | 日々の事

家族でタイル貼り

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昨日、今日と、わが家の玄関アプローチにタイルを貼り(写真上)、ガレージの土間をたたき風に仕上げた(写真下)。実は1年も前に改装工事をしたんですが、玄関ポーチ、外構、暖炉「薪ストーブ」の周りの工事は残ったままで生活していました。紺屋の白袴もいいととこです。
自宅の事なので家族(私、妻、長男9歳、次男7歳、長女5歳)総出でタイルを貼り付け土間材を練り、目地いれ、ふき取り、1日半の大仕事でした。最近は職人さん任せで、自分で手を動かす事が少なくなっているので、体はかなりこたえたのですが、久々に自分で作ったという爽快感でなんかハッピーです。子供たちも面白がって手伝ってくれ、ずいぶんはかどり、家族で一つの事をする楽しい週末でした。昔は家のメンテナンスは大変だったので、家族みんなでやっていたんでしょうが、最近はメンテナンスフリーの住宅になり、家族で障子の張り替えをしたり外部の塗装をしたりと、そんな光景を目にしなくなりました。うちは木製建具、障子、無垢のフロアー、カウンター、メンテナンスを必要とする素材ばかりなので、手入れは大変です。がそれも楽しみの一つとして家と付き合っていきたいです。次はストーブの周りガンバルゾー!

木製建具、日本では湿気が多いので外部に面した部分のメンテナンスには苦労します、かき渋。蜜蝋ワックス色々試してみるけどカビ問題は解決していません、漆は前にかぶれた事が有ったので手を出せずにいたのですが、今日友人が、高校(美術高校)の時に漆芸をやっていた娘さんと一緒に遊びに来て色々漆の話をしてくれて、これはかなり良さそう、調べて今度自然塗料の事と一緒にかきたいと思います。

# by vanillaleaf | 2005-09-18 14:53 | タイル

人と人と

今日は、、、昨日は目まぐるしく人と話をした日でした。
日経ホームビルダーという雑誌のライターの人と取材を受ける約束をPM1:00にしていたので、それまでに雑用を済ませるべくデスクに向かっていると、設備販売会社のうちの担当営業マンが来店、VANILLA LEAF向きのユニットバスメーカーのカタログを持ってやって来て、なぜかその営業マンの大学時代のサークル活動?パラグライダーの話に花が咲き昼食時間を30分もけづられ、でも「この商材を見た時哲ちゃんの顔が真っ先に浮かんでカタログ持ってきました」との言葉「みんなに支えられて仕事できてんなー」とウルッときながらも急いで昼食を終え、一時からライターの人と取材(雑談?)が始まる。さすが聞き上手、2時間以上ほえまくってしまいました。ほえまくっている間に、保育園で子供が同じクラスになったよしみで友達付き合いさせてもらっているガス屋さん(地域密着型の都市ガス、プロパン両方を扱っています)が営業をかねて来られていたので、ライターの人が帰ったあと営業会議?1日しゃべりまくってました。
不言実行、不言実行
日経ホームビルダーは来月出るらしい、その詳しい話は又今度、、、、、、

# by vanillaleaf | 2005-09-17 01:35 | 日々の事

Nationalイズム

「Nationalイズム」私の作った造語です。ナショナリズム「国粋主義、国家主義」とは違います。前回文中で書いたので、私の考えるNationalイズムについて少し触れてみたいと思います。
明るいナショナンルのコピーに代表されるように、戦後の日本を蛍光灯で明るくし家電製品で生活を便利にしてきたナショナル。住宅建材の分野でも安くてキレイな建材を次々と世に送り出しています。戦後アメリカ主導で行われてきた復興の中、物の無い時代の庶民の欲求の矛先は、「明るい事は良い事だ、物をいっぱい持って豊かになる」でした。松下だけでなくどの企業もそういった欲求を満たすべく次々と製品を送り出し、またコマーシャルなどによって購買欲をそそらせ、今日まできていると思います。
終戦直後の荒んだ日本にそれらの欲求は大いに励みになり団塊の世代と呼ばれる人たちの復興へのエネルギーになったと思います。事実戦後40年ほどでGNP世界第二位の国になっているのですから。
1960年代生まれの僕らの世代は物があふれ出す前の貧しい日本も、子供の頃の記憶にあります、(何を持って貧しいと判断するかは微妙ですが、ここでは、唯物主義的に食料や物、お金という事にしておきましょう)やはり暗いと辛気臭いとか、物を持ってないと不安とか、そういうどうしようもない感情が心の奥底にあるような気がする。そういった戦後政治や企業の誘導によって作られた日本人の個人個人の持つ美観や欲求が、Nationalイズム。
一般家庭の天井に蛍光灯煌々と点いているのは日本だけです。30代20代の人の家に、蛍光灯を配置せずに照明計画をして、施工をすると、施主の両親がきて「暗くて辛気臭いな」と言われたと言うのをよく耳にします。施主に田舎風(カントリースタイル)のデザインでといわれ壁にコテ目を残して珪藻土を仕上げたり、節の有る木を使ったりすると、クレームになったり、木製建具を採用するときも「木は自然のものなので縮んだり伸びたり反ったりします、定期的な手入れが要ります」と説明していても、それが通らない事もしばしば。いつの間にか、スカットとしていて当たり前、ちゃんと閉まって当たり前。明るくて当たり前。便利で当たり前。それが本物でなくてもキレイで当たり前。
そこに視点が集中しているので気がついたら家の中で手に触れる部分がすべて工業製品、木だと思ったら木目の印刷の上に強力なウレタンのクリヤー。レンガの壁だと思ったら印刷のサディング。和室の障子の桟までアルミに木目の印刷。ケミカルに囲まれた美しいわが家。それがNationalイズムの家。チャンチャン

書いてるうちに興奮してきてやり過ぎました。
最近はそういう事に疑問を持っている人、しっかりした美観を持った人もずいぶん多いです。戦後でも滋賀県の蒲生郡田舎立ちの家(3年前に水まわりとリビングをヴァニラリーフでリフォームした家)では25年ほど前(高度経済成長の真っただ中一番住宅が薄っぺらに建てられた時代)に建てた家なのですが、柱や梁などの主材は家族でベンガラを塗り本壁の竹を編んだり粗土を塗ったりは親戚中で手伝って建てたと聞きました。ケヤキの柱に石敷きの玄関土間、木製建具に漆喰の壁、弁柄塗りの腰壁、中にいてとても落ち着く空間、日本の家の素晴らしさをとても感じました。
ヴァニラリーフに木、土、石を使った気持ちの良い家を建てたいという人がとても多く来られます。
光や風を感じられる気持ちの良い空間作りに邁進したいと思います。
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# by vanillaleaf | 2005-09-16 11:21 | ポリシー

独り言開始

建築の仕事に携わるようになって15年もたった今、今尚、修業中の身ですが、色々思う所を愚痴っていこうとおもっています。

ホームページにも書いていますが、飽きたら捨てるという日本の今の状況どうにかなりませんか?雑貨屋で売れるのは先進国プロデュースで東南アジア、中国産のチープな物ばかり100円で20個買って満たされた気分になっているのかなー、フェアトレイドも少し問題を含んでるような、、、、本当に気に入った物を高くても買ってそれを大事にする、そうなると捨てるゴミも減るし、日本人の物作りに携わる人たちの作る物も売れる。本当の意味での物作り日本が復活するかも。そして東南アジアなどで作られるそういった工業製品の生産が減ればCO2の削減につながると思うですが、欧米型の大量生産大量消費社会を改善しない限りゴミも減らないしCO2の削減も無理。
ゴミの問題を言えば日本の住宅事情はその最たる物で至る所で、住宅やビルが解体されています。いくら分別リサイクルをするといっても解体すればほとんどがゴミ、修理しながら大切に使えばまだ使える家もみんなミンチにされて捨てられています。まー行政がかなり悪いんですけどね。25年経ったら一般住宅の場合家の資産価値はゼロになります。
建てる時にお金をかけて長持ちする良い家を建てても、ロウコストで安物の家を建てても25年経てば皆同じ、ゼロです。欧米では建築方法、リホーム暦、現在の建物の状況等で査定するので、手を加えてれば加えるほど、快適な住まいに変えていけば行くほど資産価値は上がります。建てたときより売る時の方が建物の値段が上がる事もあるのです。日本でそんなことやっても、売却しやすくなるぐらいで築20年は築20年です。その辺は欧米を見習わなくちゃ、戦前の民家はみんな代々大切に手入れして住み続けるのが当たり前だったのに、いつからこんな風になったのかな、松下幸之助のNationalイズム(私の思うNationalイズムについては又の機会にかきこみます、今わ想像にお任せ)のせいかも、気に入った物を大切に使う、住宅にも当てはるのでは、木、石、土、紙など化学工業製品以外の気持ちの良い自然素材で住宅を建てて欲しい物です。化学工業製品(クロスや印刷の木目の新建材等)は最初は見た目キレイですが、最初が一番後はどんどん古びれ汚くなるだけです。そんな家は当然25年も経てば住むのもイヤになります。無垢や自然の素材は、手入れさえすれば、古くなればなるほど使い手、住み手の生活に馴染んだ味わい深い物になるのでは、経年変化を楽しめて愛着も湧いてきます。初期投資にはお金がかかりますが、25年で壊さず、100年使えば2倍掛かってもロウコスト、ゴミも減ってエコロジーなのでは、
行政もそういう所をバックアップするような制度、社会作りを目指してくれたらなー
でもそうなれば新築物件が減って建設不況、僕らの生活も危ういかも、、、
去年昭和初期に建てられたの連棟の古家を全面改装しました。フロントが理容室で改装済みだったので、住居部分だけをバリのリゾート風に改装して欲しいとの依頼で手がけました。天井をめくるといい具合の梁が出てきて、「これは使わなくちゃ」
昔の家はポスト&ビームでしっかり組まれています。長い間屋根を支えてきた木のエネルギーが伝わります。ゴミにするのは勿体ない。  つづく
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# by vanillaleaf | 2005-09-15 16:22 | ポリシー

住宅建築に思う所や
建材等の話
施主とのやり取りなど

by vanillaleaf


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