
いよいよ大詰めの焼き肉屋さん、今日は室内の赤壁の調色をしました。
珪藻土に赤のベンガラ(酸化鉄顔料で、無害です)とテクスチャーをつけるために
ゼオライト(多孔気質鉱石、調湿効果があります)の粉末をいれ、かくはん
一部ポイント的に赤壁を施工します。色テクスチャー共いい感じに仕上がりました。
赤、刺激的な色、什器や、壁、テントなど、店舗をデザインするときは時々使います。
外部に使う時は、京都では、大変です。
美観地区や、風致がかかると、当局の許可がいります。看板や、テント、外壁に瓦、
すべてです。マクドナルドの看板の赤がエンジになってたり、オートバクスの看板はオレンジベースでなく、白ベースになっています。どこかのサークルKは,
ガラスの壁をたてて、その中に横長の看板を立てています。それらの写真今度アップしますね。
確かに町並みにそぐわない派手な物を、めったやたらに作るのはよくないと思います。が、その基準が曖昧で、しかもセンスがない、私もよくもめます。
前例のない物は絶対に認めません。「景色に溶けるような物ならいいじゃないですか、じゃあ茶店の毛氈はどうなるの?」
などといろんな事を言っても、前例のない物は、だめですの一点張り、
結局責任をとるのがいやな役人根性です。しかしどんな色でも、条例適用範囲外の、面積であれば何の文句もない、それもおかしい、逆に景観にそぐわなければ、1㎡でも、規制するべきでは?
真剣に町並みを守るという観点からきちっと規制してほしい物です。保身のために仕事をしないでください!
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by vanillaleaf
| 2006-06-18 07:17
| 建築