灯り
灯り・2ヨーロッパやアメリカなどに海外旅行されたことがある方は、ホテルの部屋に備え付けの照明器具がほとんどない事に驚かれたと思います。
日本では、戦後ほとんどの家庭に蛍光灯が普及し、明るいことはいいことだと、部屋中を照らしています。戦中戦後の復興期に物もなく暗い時代に、思春期をすごされた世代の方達は、暗いと貧乏くさい、と言われる方も少なくありません。30歳代くらいのおうちを施工すると御両親がやってきて、なんや暗い家やなー、と言われたと、良く耳にします。
ヨーロッパなどは、住空間の中で、灯りの役目は、ロウソクの代用といった感覚が根強いようです。照明器具を見ても、燭台やシャンデリア、ランタンの様なデザインの物が多く、灯りの使い方、明るさ、ともにロウソクをともしているような感覚で使っています。壁にはえる灯り、陰影。一日の終わりに家庭でくつろぐ、食事をする、そんなとき、ロウソクをともすとなんとなく、暖かく、休らいだ気持ちになります。 ロウソクの代わりにそんな雰囲気を演出してくれるのが、電球です、スイッチ一つで点けたり消したり出来、調光機を付ければ、好みの明るさに調節可能、ロウソクの炎のような暖かい色、確かに省エネの面では蛍光灯に負けますが、一日一生懸命働いて、帰宅し、又蛍光灯に光々と照らされ、しゃかりきな気分にさせられてはたまりません。
日本も電気が普及するまででは、ロウソクや油の灯りで、提灯、燭台、灯籠など、とても雰囲気のある、灯り文化があったのに、それらが電球お持ちいた灯り文化へと変貌してこなかった。誠に残念!
日本では、戦後ほとんどの家庭に蛍光灯が普及し、明るいことはいいことだと、部屋中を照らしています。戦中戦後の復興期に物もなく暗い時代に、思春期をすごされた世代の方達は、暗いと貧乏くさい、と言われる方も少なくありません。30歳代くらいのおうちを施工すると御両親がやってきて、なんや暗い家やなー、と言われたと、良く耳にします。
ヨーロッパなどは、住空間の中で、灯りの役目は、ロウソクの代用といった感覚が根強いようです。照明器具を見ても、燭台やシャンデリア、ランタンの様なデザインの物が多く、灯りの使い方、明るさ、ともにロウソクをともしているような感覚で使っています。壁にはえる灯り、陰影。一日の終わりに家庭でくつろぐ、食事をする、そんなとき、ロウソクをともすとなんとなく、暖かく、休らいだ気持ちになります。
by vanillaleaf | 2005-10-27 14:14 | 住まい、インテリア