作らされる物、作る物

うちの店は建築事務所と雑貨店二つの顔が有ります。店内には作家物の陶器が有るかと思えば、メキシコのタイルもあったり、建築用油や、蜜蝋ワックスも置いて有ります。統一されたコンセプトは、作らされた物ではなく作った物です。何処がちがうんや?て感じですが、大きな違いが有ります。作った物は作った人がが想像力を働かせていると思うんです、陶器等の道具なら使う人の顔や気持ち、住宅なら住む人の笑顔、作りたくて作る人には想像力があるのです。当然使う人は作家の想像力やエネルギーを感じ感動し喜ぶのではないでしょうか、美しく表現する、楽しく表現する、力強く表現する、使いやすく工夫する、いろんな表現力が、誰かを幸せにしている。物にエネルギーを吹き込んでいるんですね。
企画物の工業製品がすべてダメとは思いません、うちにはテレビも冷蔵庫も有ります。ましてや今キーボードを打ち込んでいるコンピューターは工業製品の最たる物です。工業製品も企画、デザインし製品化するまで、そのスタッフ達は、無限の想像力で作り上げていっていると思います。おかげでずいぶん便利な世の中になり、有る意味生活が豊かになったと感じます、しかし製品は工場でラインにのって無機質に作り出され、ましてや労働力の安価な国に工場を持っていきロボットの様に心をマヒさせた状態で精度の高い製品を作らされています。電化製品や機械なんかは仕方ないと思いますが、
少なくとも道具というジャンルでは、作り手のぬくもりの伝わる暖かい物を、お気に入りの道具を、楽しんで使って欲しいです。
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写真上はドアの取っ手、郵便受け兼サイン兼ドアホンカバー、ゲートを鍛造の作家に作ってもらい施工しました。汗を流して叩いた鉄のパワーを感じます。
e0074935_17402193.jpg左はトイレの中の手洗いです。ボールはガラス作家さんに作って頂き、したのキャビネットとカウンターは無垢のモアビーで私が作りました。良いかも?いいか?
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by vanillaleaf | 2005-09-20 17:44 | 物作り

住宅建築に思う所や
建材等の話
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