古材

古材とても好きなアイテムののひとつです。よく乾燥していて狂いませんし、長年使われ触られすすに燻されと、使っている場所、木の種類によっていろんな表情の古材があります。民家に使われていた、大きな梁や柱は、長年家を支えてきた力強さを感じられます。
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<上古民家に使用されていた梁、いろりのすすに燻されていい色です。下、ヒバの300角の大黒柱、そのまま油を入れるだけで使用>
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框や床材は人に踏まれ触られ、日に焼け、いい色つやに、家具を作ったりする場合は製材して使います。一皮むけば新材同様。その上狂わない。腐らしたりムシに食われない限り、メンテをすれば木は1000年でも使う事が出来ます。
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<上、梁、柱、カウンターすべて古材、カウンターは栃。下、上のヒバの柱の切れっ端で作ったサイン>
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<下、さっきの柱と同じヒバの大黒柱をわいて作ったビックテーブル>
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一昔前は、材木(新材)は、高い物だったので、古材(ふるざい)屋、いわいる解体時にでる材木をリサイクルして売る店があちこちにありました。人件費が高くなった今、古材を使うのは、手間の方がかかる(釘を抜いたり、掃除をしたり、痛まないように保管す?など)ので、みな外材(輸入材)や新建材を使っています。住宅の解体もユンボ(パワーショベル)のアームにはさみみたいな物を付けてぐしゃぐしゃに解体してしまいます。うちで解体するときは、梁や柱など、これおいといて、と使えそうな物は別にはずして貰っていますが、最近リサイクル法で太い柱や梁は木材リサイクルセンターというところに持って行かなければなりません(京都の場合)しかしこれらの材も粉砕されて紙の材料などになるだけで、木材としては使用されていません。リサイクル法とは名ばかり、山や森が何十年何百年と育ててきた木を木としてリサイクルしないんじゃ、本当の意味でのリサイクルではない!どうせ建材メーカーや材木業界、アメリカなどの圧力団体に屈したふぬけ法でしょう。
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<古い田舎の民家に使われていたケヤキ300角を200に落として使用100年以上も前の材とは思えないつや>

京都には、古在バンクの会というNPO法人が頑張って活動をされています。
何度かお世話になった事がありますが、真剣に木材リサイクルを考えている人が多いのですが、それに乗っかって商売をしたい人が入り混じっていて、ちょっとなーという所もあります。
何にしても、各地でこういった動きが少しずつ、盛り上がってきていますが。主流は外材、新建材です。何とかならんかなー!
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<上、この梁直径450ほど有ったのを、チェーンソウでわいて(私が)大工さんに施工して貰いました>
<下、鴨居と梁京都の美山という山の中のかやぶき屋根の家を解体したときに出た合掌を利用>
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<下、今までペンキ屋さんが使っていた足場板をわいて、うちで作った建具。さすがに足場板で建具屋さんにガラス戸作ってとは頼めなかった。>
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by vanillaleaf | 2005-10-13 18:17 | 自然素材

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