元からエコビレッジ大原

大原に移り住んで13年目、
 ようやく本当の住人になれてきたかなと感じるようになってきました。
いろんな人とかかわり、生活していると、最近、大原が益々好きになっています。
ただ、ただ、自然が豊かでごみごみしていない、ゆったりとした環境で生活したい。
くらいの安直な考えで移り住んできたのですが、PTAの役を引く受けた事をきっかけに、地域にぐっと溶け込む事が出来、いろんな大原の良さを感じています。

戦後まもなく京都市に編入された大原村、京都市という大都市のいなかと言う位置付けで戦後の高度経済成長期を過ごし、都市的な考えで一律に行政をおこなう市から、完全に不公平な行政サービスしか受けられず、取り残されてきたのだと思います。下水も上水も、都市ガスもなく、公共交通機関も不便。
でもその事が、偶然、自ら里を守る力、文化を守る必然性、になったのではないでしょうか、

都市的生活スタイルからは考えられないほど、人と人との距離が近く、地域に根ざしたルールの中で生活する。
すなわち、行政や法にしばられて生活するのではなく、人に対する思いやりで生活をする。
「そんな事したらあかんやろ」 「何々しといてあげ」の世界です。
ぎすぎすしない暖かいコミュニティーが存在しています。
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住宅もハウスメーカーに犯されることなく、民家が現存し、大原祭り、八朔踊り、素襖(すおう)、大原女装束、座制度、愛宕講など、様々な文化が守られ。

自給自足的な農家が多く自分たちが食べる。の感覚での農業、飼料から気をつかって育てる地鶏や卵を生産している養鶏業者、安心安全な食作りが、大原朝市や、一周年を迎えた里の駅大原などを通じ、
京都市への供給源ともなっています。又大原で就農し、有機野菜に取り組むオオハラボーなども活発に活動しています。
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自らの力でこの良き大原を守っていこうとする、大原里づくり協会。地域を誇り守れる子供の育成を目指した、地域密着型コミュニティスクール、小中一貫教育校、京都大原学院の設立。

数えだすと、きりがないくらい魅力的な里だと思います。
ただ、元からこの里にお住まいの方々は、知らず知らずに、それらを特別の事と思わず、実践、生活されていて、良さに気づかれていない方がほとんど。だから、出来ているとも言えるのですが。

コミュニティ、文化、食料、まるで、今先進的と言われている、エコビレッジそのものです。
かつて大原は、薪炭の生産地で、都会へのエネルギー供給源でした、大原女はそれらを都会に行商に行く手段だったのです。今では、化石燃料に取って代わられたエネルギー。大原でも例外ではありませんが、これから、循環型エネルギーへの転換、里山の再生、への動きも始まりました。
建築屋として、大原でパッシブソーラーハウス、太陽光発電を取り入れた、住宅等の提案などもこの大原で、出来たら、なんてことも考えています。

昔の生活文化=エコ それらが残っている大原を大事にしていきたいと痛感するこの頃です。

今日は3人が通う大原学院の運動会、行ってきまーす!
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by vanillaleaf | 2009-06-06 05:23 | 京都 大原

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